武井バーナー パープルストーブ101Cセット
2007年2月購入

購入目的は、
「今後紹介する予定のマナスル121と101Cの2台で調理を全てまかなってしまおう。」
という発想からでした。

さて、この「パープルストーブ101C」は、武井バーナーのパープルストーブの中でも最も小型のタイプになります。
最も小型のタイプとはいえ、バーナーヘッドは301と同じなので火力が非常に強力!です。

マナスル121のように火力の調整は簡単ではありません(ほとんど出来ない)がごはんを炊くときは121、中華料理等の大火力を必要とする料理には101Cと使い分けていこうと思います。

ヒーターは小型で301のようにガラスのホヤは付いていませんが、その性能は301に劣らないように思えました。

しかし、燃焼中タンクがものすごく熱くなるため、軍手をしていてもポンピングは熱さとの戦いになりそうです。

大きさ自体はマナスル121とさほど変わりませんが、バーナーヘッドが取り外せないため、収納はかなりかさばります。



燃焼時間は2時間程度の様ですから、マナスル121とほぼ同じですね。

キャンプ場でのヒーターの主役は301Aに任せることとして、ちょっとしたときに暖をとるのには丁度いいのではないでしょうか?

それでは青野原オートキャンプ場でのパープルストーブ101Cの実践レポートです。

・公称2時間の燃焼時間ですが、おおむねこの時間をキープしています。但し、301のように燃料計が付いていませんから、気がついたらガス欠で消えていたということをキャンプ中何回か経験しました。

・ポンピングの頻度は301に比べると結構必要だと思いました。
 実際、301の感覚でいると、火が消える直前という感じ。
 燃焼中は激熱のタンクですから、軍手をして手際よくポンピングしないと熱くてたまりません。

・暖房能力は301に劣らないような気がします。
 しかし、バーナー部にポン乗せですから安定性に欠けます。
 そこで301のように燃焼したまま移動することはこのままでは危険でしょう。現在「おいら」さんのブログを参考に「矯正ギブス」を加工しました。


追加部品は、武井バーナー501用バネ3本とクサリ1本。

工具はインパクトドライバーと1.5mmと2.0mmのドリルで所要時間約1時間でした。

おいらさんのブログではホームセンターでステンレスチェーンを1m程購入すると良いと書かれておられましたが、買いに行く暇がなかなか見つからなかったので、純正を購入しました。

バーナーに着火してからの取り付けになるので、軍手は必須でした。

でもとってもいい感じ。ポンピング時や移動時にヒーター落下の危険がなくなりました。よかったよかった。


・調理についてはその絶大な火力のおかげで、全く問題ありません。但し、煮込み料理等、とろ火を使用しなければならない場合は、鍋を何かで吊るす等して火元から離す必要があると感じました。

・ヒータを乗せたままだと、うまくバーナーに着火してくれません。ヒーターをはずした状態で着火させ、それからヒーターを乗せます。

・ヒーターをマナスル121に装着できるかどうか実験してみましたが、バーナー部の直径が違いすぎ、そのままでは乗せることはできませんでした。

結論!
・当初の目的である、調理用としての問題は全くなし。
・休憩時の暖房として最適。
・夏のキャンプ等でチョット肌寒い時などの暖房にGOOD!
・ヒーターが趣があってよい。
・冬季キャンプの場合は補助暖房として活躍させる。

といったところでしょう(^^ゞ


ブログにて2007年2月6日・16日・17日に公開したものを一部編集しました。